地盤に関する基礎知識
地盤改良するには?地盤の構造や建設する建物により改良工法が異なるので、
最適な工法を選択する必要があります。
地盤改良には「保証」がつけられます
地盤改良をご検討中の皆様に知っていただきたいこと
建物には保証がつくのはご存じでも、地盤にも保証がつけられることをご存じの方はあまり多く無いようです。万が一、地盤に起因する不具合が起こった場合に、保証機関が責任を持って地盤・建物の原状回復をお約束するという安心の仕組みです。大切なマイホームを支える「地盤」を保証するGIRのTHE LANDを、地盤改良を検討中の皆様にぜひ知っていただければと思います。
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地盤改良とは地盤調査の結果、軟弱地盤と診断された土地に対し、建設する住宅が耐えられるよう基礎を下の地盤を補強することです。「地盤改良とは実際にどのようなことをして、どれぐらい安全になるの?いろいろな改良工法があるみたいだけど、何が違うの?」・・・見えない部分の工事だけにお施主様も不安に思うもの。しっかり工事内容を把握しておきたいところです。改良工法は、地盤の構造や強度、建物の重さや地盤の強度との関係などにより変わります。主に4つの工法に分類されますが、状況に合わせた最適な工法を選択する必要があります。
「柱状改良工法」とは?
「柱状改良工法」は、安定した地盤までセメントミルクを注入して土を柱状に固め、その上に基礎をつくるという方法です。土の中にコラムと呼ばれるセメント系固化材(地盤改良用セメント)と土を混ぜた柱をつくります。
コラムづくりで最も重要なのが、工事管理です。これは土の中の目に見えないところの工事であることから、どれくらい固化材(セメント)を入れているか、どれくらいよくかき混ぜているか、長さは設計通りかなどをきちんと数値で管理している地盤改良会社を選びましょう。せっかく改良してもコラムが軟らかくては意味がありません。
「表層改良工法」とは?
「表層改良工法」は、軟弱な地盤の土にセメント系固化材(地盤改良用セメント)を混ぜ合わせ、固め、地盤の耐力を増すことで、不同沈下を防ぐ工法です。下の地盤はしっかりしているが、表面に軟弱層と呼ばれる軟らかい地盤がある場合に有効とされる改良工法です。地表面から約2m程度が限界であることから、軟弱層が1〜2mと浅い場合に利用されます。
「鋼管杭による改良」とは?
「鋼管杭工法」とはΦ114.3〜267mm程度の鋼管杭を用いて硬い地盤に貫入・支持させることにより、住宅の沈下を防ぐ工法です。「柱状改良工法」や「表層改良工法」と違い、地盤自体を改良し固めるのではなく、深い位置にある硬い地盤に杭をさして、その杭で基礎を支える工法です。軟弱地盤が深く、「表層改良工法」や「柱状改良工法」を利用できない場合や、堅固な層がある場合はこの「鋼管杭工法」を利用します。不同沈下を起こしてしまった建物の基礎を元通りにする手段としても、この「鋼管杭工法」を利用します。
「Res-p工法」とは?
軟弱地盤中にパイプ(細経鋼管)を貫入し、パイプ周面の摩擦力とパイプ先端の支持力、地盤の地耐力との複合作用により、地盤の支持力増加と沈下低減を図る工法です。
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